傷害事故
事案の概要
依頼者がバイクに乗って,路上を青信号で直進していたところ,自動車を運転していた相手方が,右折しようとして,ブレーキとアクセルを踏み間違えたため,衝突されてしまい,その結果,せき柱及びその他の体幹骨,神経,呼吸系に障害を負わされてしまいました。等級認定に不服があったため,保険会社との話合いがつかず,訴訟を提起致しました。この件では,「睡眠時無呼吸症候群」が,本件交通事故による後遺障害に該当するのかが大きな争点となりました。
結果
和解成立(「睡眠時無呼吸症候群」は後遺障害に該当しないと判断されましたが,その代わり,将来にわたる治療費等を支払ってもらうことになり,最終的には,後遺障害等級5級を前提として,合計約8500万円で和解が成立しました)。