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大のキリスト教嫌いだった作家がクリスチャンになったわけ~三浦綾子

「氷点」,「塩狩峠」,「道ありき」などの作品で有名な三浦綾子さんを好きな方も多いと思います。
そんな三浦綾子さんですが,もともとは大のキリスト教嫌いだったそうです。
キリスト教嫌いだったころの三浦綾子さん
わたしは、生きることに何の喜びも持たず、いつ死んでもいいと思っている投げやりな、虚無的な人間だった。
発行:いのちのことば社(全国家庭文書伝道教会)2008年,『私を変えた愛』三浦綾子
三浦綾子さんは,キリストを信じる前は,このような考えを持っていたようです。
また,キリスト信者という者は,妙に堅苦しい人種に思え,信者でない者を上から見くだしているような傲慢さがあるように思い,キリスト信者になる人たちに反感を持っていたみたいです。
また,三浦綾子さんは自身のことを,あまりにも自堕落な人間だったと表現しています。
わたしは上品でもなければ,正直でもない。優しくもなければ,真面目でもない。
そんな三浦綾子さんがキリスト信者になったとき,友人たちは「あの人が!」と唖然としたのも無理はない。と述べています。
三浦綾子さんがキリスト信者になったお話

そんな三浦綾子さんがどのように,神の子キリストを信じたかは,三浦綾子さんの自伝「道ありき」や「光あるうちに」などに詳しく書かれていますが,小説「塩狩峠」で,小説の主人公が伝道師の路傍説教を聞いて信仰に入ったのと同じ理由からのようです。
以下,その伝道師の説教を引用します。
そして,三浦綾子さんは,こう言っています。
今まで、どんなに罪深い生活をしてきた人でも、自分勝手な人でも、手のつけられぬ人間と思われている人でも、自分自身に愛想つきた人でも、そのままでいい、罪深いままでいい、聖書にあるとおり、キリストは我々罪人を救うために、この世に来られたのだ。
発行:いのちのことば社(全国家庭文書伝道教会)2008年,『私を変えた愛』三浦綾子
ああ、私が悪かった、おゆるしくださいと言う人を、神は喜んで迎えようとしておられるのだ。だまされたと思って、あなたもイエス・キリストの神を信じてください。全く別の人生があなたの行く手に待っていることを、わたしは断言してはばからないのです」
三浦綾子さんの文書があまりに説得力があるため,自分からコメントするまでもないと思います。
是非,三浦綾子さんのことばから希望を頂いて,この瞬間から,前向きな人生を歩んでいって頂きたいと心から願っています。
三浦綾子さんのことばは,希望を与えるメッセージを多く含んでいるため,今後も弁護士のつぶやきで紹介していきたいと思います。