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過去の傷を乗り越える方法②

こんにちは。法律事務所リベロ所長の渡辺です。
「過去の傷を乗り越える方法①」のコラムと併せて読んでいただきたいと思います。

過去の傷を負って生きている人たちへ神様が願うこと

人生をマラソンに例えられることがありますが,多くの人は,過去という重荷を背負っているために,走る速度が遅れたり,疲れて止まったり,後退したり,場合によっては,あきらめて走るのを止めたいと考えています。
この重荷とは,子供時代や大人になった後,結婚生活などで経験した出来事であったりしますが,この重荷があるために,せっかくの人生を台無しにしてしまっていることがあります。
例えば,過去に拒絶された経験があると,いつも自分が拒絶されるのではないかと考えてしまいます。そうすると,何気ない他人の一言に過剰に反応して拒絶されものと勝手に思い込み,折角の機会を逃してしまうことがあります。他人は特に拒絶していたわけではないのに,過去の経験による自意識により,拒絶されたのと同様の結果を引き寄せてしまうのです。
また,配偶者からモラハラを受けていた方は,自己評価や自尊心が低下してしまっているため,本来はもっと才能(家事,育児,仕事など)があるにも関わらず,自分を無能と考え,その才能を発揮することが十分に出来なくなってしまうこともあります。
しかし,神様は,あなたの過去において破壊され失われたものを回復し,祝福された人生を歩んで欲しいと考えています。過去の重りなんか下ろして,心底から人生を楽しんで欲しいと思っているのです。
では,どうすれば過去とは決別することが出来るのでしょうか?
過去の重荷と決別するにはどうすればいいのか?

それは,神様に過去を解放して下さいと祈ればいいのです。
その際,何も疑わずに祈ることが重要です。
日本人は真面目なため,何か努力しなくてはならないと考えがちですが,そういった考えは脇に置き,リラックスして祈りましょう。
人にはできないことが神様には出来る
ルカの福音書18章27節
と心から信じて祈ればいいのです。過去の重荷は,神様に完全に委ねてしまうのです。
何も思い煩わないで,あらゆる場合に,感謝をもってささげる祈りと願いによって,あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
そうすれば,すべての理解を超えた神の平安が,あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。
ピリピ人への手紙4章6~7節
とあるとおりです。
そうすれば,以下の聖書箇所のとおり,癒しを得るだけでなく,過去の経験が益になる体験も味わうことができるでしょう。
主は心の打ち砕かれた者を癒やし彼らの傷を包まれる。
詩篇147篇3節
神は彼らの目から涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく,悲しみも,叫び声も,苦しみもない。以前のものが過ぎ去ったからである。
ヨハネの黙示録21章4節
神を愛する人たち,すなわち,神のご計画にしたがって召された人たちのためには,すべてのことがともに働いて益となることを,私たちは知っています。
ローマ人への手紙8章28節
神様に祈り,重荷を委ねた後は,過去を振り返るのは辞めましょう。
過去を振り返ると,せっかく下ろした重荷を再び背負うことになってしまいます。
神様はあなたの重荷を背負って下さっています。そして,それをよい経験に変えようとして下さっているのです。それにも関わらず,神様から重荷を奪い取るのは,自ら不幸を招くようなものです。
以下の聖書箇所のとおり,過去を振り返らずに,夢に向かって,走り続ければいいのです。
ただ一つのこと,すなわち,うしろのものを忘れ,前のものに向かって身を伸ばし,キリスト・イエスにあって神が上に召してくださるという,その賞をいただくために,目標を目指して走っているのです。
ピリピ人への手紙3章13~14節
なお,あなたの過去の記憶は残るかも知れませんが,神様は,その影響からあなたを完全に癒やすことによって,過去について考えても,二度と痛みを感じないようにしてくれます。
神様が過去の記憶を消し去らないのは,その経験を通して,あなたの将来をもっと祝福したいと考えているからなのです。あなたの過去の経験を他の人の役に役立てて欲しいと考えているからなのです。
例えば,過去,DVモラハラを受けた人は,同じような境遇の方に励ましを与えることができるでしょう。
その後,幸せな人生を送ることで,同じような境遇の方々の希望となることも出来るでしょう。
さらに,DVモラハラから解放される課程で働かれたイエス・キリストの働きは,多くの方をキリストのもとに導く働きをし,神様からさらに祝福を受けることになるでしょう。
重荷を背負っている方へ~キリストからの言葉~

最後に以下のキリストの言葉を紹介します。
すべて疲れた人,重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心が柔和でへりくだっているから,あなたがたもわたしのくびきを負って,わたしから学びなさい。そうすれば,たましいに安らぎを得ます。わたしのくびきは負いやすく,わたしの荷は軽いからです。
マタイの福音書11章28~30節
キリストに過去の重荷を委ねて,是非,前向きな人生を歩んで頂ければと思います。
あなたの未来を心より応援しています。