過去の傷を乗り越える方法①

こんにちは。法律事務所リベロ所長の渡辺です。

信仰により過去の心の傷と決別し,明るい未来を歩んでいってもらいたいと願い今回のコラムをお届けいたします。

目次

心の傷による影響

子どもの心が泣いている

過去に他人からされたことによって,心に傷を負っている方が相当数おられると思います。
人それぞれその体験は異なると思いますが,以下のようなものは,心に深い傷を与えるものといえるでしょう。

親からの虐待(精神的,心理的なものなどを含む)
兄弟姉妹のうち,お前だけが劣っているなど,親からの差別
学校でのいじめ
恋人からのDV,裏切り
親友の裏切り
性被害
配偶者からのDV,モラハラ,不貞などの裏切り
周囲やSNS上での誹謗中傷
会社におけるセクハラ,パワハラ
・・・

これらによる影響は,自分で意識していなくても,無意識のうちに影響を及ぼしていることがあります。例えば,自分は他人から言われたとおりの人間だからと思い込み,自分を過小評価してしまうなどです。

長い間,心理学者やカウンセラーは,こういった傷を治すために,過去を再体験し,語り,思い出したくないようなことまでも調べたりするなど,様々な方法をとってきました。

深く自己分析し,苦痛に満ちた過去のつらい出来事を顧みることは,それが適切な環境で建設的になされるのであれば,多くのことが学べるでしょう。

また,医師によって処方された薬も,人によっては,過去の傷を和らげるのに一定の効果があるでしょう。

ですが,その効果は一時的なものであることが多いのです。
なぜなら,過去に受けた傷は思いのほか根深く,無意識のうちに,日々の生活に影響を及ぼしているからです。

では,どうすれば,過去と決別することが出来るのでしょうか?

心の傷を癒やす方法

聖書には,その方法が書かれています。

聖書には,

だれでもキリストのうちにあるなら,その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って,見よ,すべてが新しくなりました。

コリント人への手紙第25章17節


とあります。

この部分は,リビングバイブルでは,以下のように訳されています。

「だれでもクリスチャンになると,内側が全く新しくされます。もはや今までと同じ人間ではありません。新しい人生が始まったのです」

つまり,キリストを信じる信仰によって,過去と決別し,全く新しい人生を始められるのです。

信じ難いと思われるかも知れませんが,神には,そういったことが出来るのです。

神について,聖書は次のように言っています。

私たちのうちに働く御力によって,私たちが願うところ,思うところのすべてをはるかに超えて行うことのできる方

エペソ人への手紙3章20節

このように,神の力は人知を超えています。

自分で過去を解き放つのは非常に困難です。このことは,色々試してみて,あなた自身が良く分かっていると思います。

キリストを信じたとしても,過去の傷は残りはしますが,それによって痛みを感じることは少なくなるでしょう。

私自身,キリストを信じて,過去から決別することが出来ました。過去の嫌な出来事を思い出すこともありますが,それによって影響されることはほとんどなくなりました。

聖書では,神を信じるものには次のような約束が与えられています。

わたし自身,あなたがたのために立てている計画をよく知っている──主のことば──。それはわざわいではなく平安を与える計画であり,あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。

エレミヤ書29章11節

この部分は,リビングバイブルでは,次のように訳されています。

わたしは,あなたがたのために立てた計画をよく知っている。それは災いではなく祝福を与える計画で,将来と希望を約束する。

あなたが,過去にどんな傷を負っていたとしても,あなたが,この瞬間にでも,神を信じれば,神は,あなたに祝福を与える計画を実行しはじめ,あなたには将来と希望が約束されるのです。

過去に負った傷が大きければ大きい程,そのようなことは信じられないかも知れません。

そんなのバカらしいと耳を背けるか,素直に聞き入れるかはご自身の選択に委ねられますが,その選択は,次のとおり,あなたの運命を永遠に変えることになります。

神は,実に,そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が,一人として滅びることなく,永遠のいのちを持つためである。神が御子を世に遣わされたのは,世をさばくためではなく,御子によって世が救われるためである。御子を信じる者はさばかれない。信じない者はすでにさばかれている。神のひとり子の名を信じなかったからである。

ヨハネの福音書3章16~18節

御子を信じる者は永遠のいのちを持っているが、御子に聞き従わない者はいのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。

ヨハネの福音書3章36節

神を信じない人にとっては,過去の傷を乗り越え,将来,幸せになれるかは偶然に任せるしかないということになると思います。
過去を乗り越えられるよう必死に努力して幸せになれる人がいるかも知れませんが,努力しても幸せが保証されるわけではありません。
ずっと,病院に通院したり,カウンセリングに通わなくてならないかも知れません。場合によっては,カウンセリングなどの方法が間違っており,より症状を悪化させてしまう可能性もあるのです。ある意味,治るか治らないかは運によるところもあります。

過去から完全に解放されることを希望される方は,是非,聖書にあたって,実際にキリストがどういったことをしたのか等を自分で確かめた方がいいと思います。

信仰のない者を救うイエス・キリストを信じること

最後に,聖書を読んで,信じることに確信が持てなくても大丈夫です。

信じます。不信仰な私をお助けください。

マルコの福音書9章24節

という信仰こそが,真実の信仰で,実を結ぶものなのです。

まさに,信仰は信じられないから信じるものなのです。

是非,良い選択をして下さい。

あなたの明るい人生を応援しています。

ご相談予約

代表弁護士渡辺がお話を伺い、
最後まで責任を持って担当いたします。
安心してご相談ください。

法律相談料:5,500円/30分

受付:平日9時〜18時

CONTACT

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次