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韓国の女優キム・テヒのお話

こんにちは。法律事務所リベロ所長の渡辺です。
今回のコラムは韓国史上最も美しい女優と言われることもあるキム・テヒです。
キム・テヒの述べた人生の目標とは
彼女は,名門ソウル大学(日本でいえば東大)出身で才色兼備女優ですが,敬虔なクリスチャンです。
彼女はキリスト教徒であることをとても誇らしく思っています。そして,彼女の人生の目標は神様の栄光を証明することであって,
私を通じてより多くの人が神様に出会い,私のこの喜びを彼らも感じてほしいです。それこそが私がこれまでもらった愛を返すことにつながり,私を愛してくれる神様のおかげで私が感じているこの喜びを他の人々も感じるようになる,私の究極的な人生の目標だと思います。
キム・テヒ
と述べています。
彼女は,以前は,キリストの福音を伝道することを躊躇していた時期もあったようですが,ある本をきっかけに,その考えを改めたようです。
彼女は言います,
どの教会でも宣教活動をする時には「救い」という言葉を必ず使います。人間が救われて天国に行くためには,神様を信じなければならないという話です。ここでいくつかの簡単な質問をするので,キリスト教的な答えを考えてみましょう。
1. 誰が救われるのか?/人間
2. 誰が救うのか?/イエス・キリスト
3. 何から救われるのか?/罪によって倍加した人間の有限さから。
4. 何に到達するために救われるのか?/より正義で兄弟愛と人間美溢れる社会の中で永遠の命を得るために。
だとすれば,キリスト教という宗教を知っているかどうか,教会に毎週行くのかどうかによって我々は救われるのでしょうか?正直,私はそれは不公平で悔しいことだと思います。なぜなら生まれた時代や地域によってキリスト教に一度も触れることなく死んでしまう人もたくさんいるからです。
しかし,教会に通って行っても教会に属していない人も,教会の事を聞いたことがなくても教会に属している人もいると言います。キリスト教を知らなくても,神様の声である「良心」に従って道徳的,人格的に暮らす人々の中には必ずキリスト様が現存しているという話になります。
だからと言って,彼らにキリストを知らせようとする私たちの努力が無意味なことだとは言えません。
なぜなら,私たちが本当にキリストを愛するなら,キリストを知らない人にキリストを知らせたくなるのが当然だからです。本当に好きな人とはいいことをたくさん分かち合いたいような気持ちも一緒だと思います。
キム・テヒ
神の栄光のために生きるとは,聖書に知らない方には,理解が難しいかも知れません。
神は万物を目的を持って造られた

聖書によれば,神画は,被造世界を目的を持って造ったと考えられています。
庭に咲く花々,森の中の木々,夕焼け,天上に輝く星々,顕微鏡でしか見えない微生物なども神様が目的を造りました。
人間も同じで,神様がひとりひとりを目的をもって造ったとされています。
キム・テヒは,神様が彼女を造った目的に探しあて,美貌や才能を神様の栄光のために使っていますが,それを自分だけの幸せのために使っていたらどうでしょう?
本当の幸せが得られていたでしょうか?
以下は,アメリカでセクシーシンボルと呼ばれたマリリン・モンローの話です。
彼女は1962年8月5日,37歳の年齢で,あらゆる疑問を残したまま命を終えたのですが,遺言の中で次のように語っています。
私は一人の女性が持てる全てのものを持ちました。私は若くて美しいです。私はお金も多くて,愛に飢えることもありませんでした。数百通のファンレターも毎日届きます。だれよりも健康で,足りないことはありません。未来にもそのように生きていくと確信します。ところが,どういうことでしょうか。私はあまりにもむなしくて不幸なのです。確かな理由を見つけたわけではないのですが,私は不幸だと感じています…私の人生は季節が終わって門を閉めた海水浴場と同じです…
マリリン・モンロー
キム・テヒと対照的な人生のように思えます。
他人を幸せにすれば自分にも幸せが返ってくる
神様はそれぞれ目的をもって,ユニークな能力を与えておられます。
その能力を使えるのは,あなただけで,その役割を果たせるのはあなただけです。
是非,周囲を幸せにするために,その能力を最大限発揮しましょう。
きっと神様も喜ぶでしょう。そして,何より,幸せが自分に返ってくるでしょう。

ハーバード神学校で伝道資格を取得し牧師となり,その後,数々の著作で,アメリカ社会に多大な影響を与えたラルフ・ウォルドー・エマーソンは
幸福は香水のごときものである。人に振りかけると、自分にも必ずかかる。
ラルフ・ウォルドー・エマーソン
と言ってます。
是非,キムテヒの生き方から,前向きに生きるヒントをつかんでください。